令和5年度 修了式

 

 26日(火)、修了式があり、自分のできるようになったことに目を向け、大きく成長できた1年を振り返りました。一点突破である「あいさつ・礼儀」・チャレンジ目標「心に響くWあいさつ」を進めてきた足跡を見つめ直しました。

 地域の方の来校を明るい自然な挨拶で迎えたり、清掃ボランティアとして地域のごみ拾いをしたりするなど、感謝の気持ちをもって行動に移すことができました。これまでよりも積極的にアクションを起こす、子ども達の姿が思い起こされます。6年生の卒業式を迎えるにあたって、お互いに感謝の気持ちを伝える活動を行ったり、卒業式での態度や拍手で伝えたりする、印象に残る姿も想起されます。

 新たな取組にチャレンジした1年でもありました。淳美っ子未来プロジェクト=JMPで「スポーツフェスティバル」を企画したり、地域の方と学力熟議を行って「全校スクラム」を生み出したりするなど、『創造』ある学校づくりを進めることもできました。

 修了証を5年の代表児童が受け取り、6年生が残してくれた伝統を引き継ごうとする姿が見られました。見つめる淳美っ子の姿勢や態度も立派で、令和5年度の有終の美を飾ることができました。

 この1年間でできるようになったことを自信につなげ、憧れる6年生の背中を追いかけながら、来年度もチャレンジを続けてくれることを期待したいと思います。

 


第128回卒業証書授与式

 

  19日(火)、卒業証書授与式が挙行され、9名の児童が学び舎を巣立っていきました。長い淳美小の歴史の中で、初めてできた複式学級の一員として5、6年生を過ごし、淳美小に新たな複式学級の文化を築いてくれた6年生。

 全校縦割り班による話合い活動、JMP= 淳美っ子未来プロジェクトをリードし、そこで出たアイデアをもとに「エンジョイ!!スポーツフェスティバル」を創造したり、 「全校スクラム」で学ぶ楽しさを感じさせてくれたりした6年生。

 率先してあいさつや返事をし、優しく下級生のお世話をし、温かく元気で、仲の良い淳美っ子の絆を深めてくれた6年生。本当に下級生に慕われる素敵な憧れの6年生でした。

 堂々と卒業証書を受け取り、家族や地域の方への感謝の気持ちや、中学校での抱負を力強く伝える姿は、下級生の心に響き、明日の淳美小を担う覚悟と勇気につながったことと思います。

 式辞で、中学校という新たなステップへ踏み出す卒業生に、次の言葉を贈っています。

 

「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」

(江戸時代幕末の長州藩士:吉田松陰)

 

卒業生には、「夢なき者に成功なし」の言葉と感謝の気持ちを胸に、自分らしく未来を切り拓いてほしいと願っています。

 


6年生を送る会がありました!!

 

 あっという間に3月に入り1日(金)には6年生を送る会がありました。初めて1~5年生によるJMP(淳美っ子未来プロジェクト)で企画し、4・5年生を中心に準備を進めてきました。

 最初に4年生がリメイクしてくれた花のアーチを通って6年生が入場し、お立ち台でポーズを決めました。次に、全員で鬼ごっこ・・・は無理なので、各学年ごとに鬼になり、1分間6年生を追いかけました。1年生の鬼からは余裕で逃げ切った6年生でしたが、インターバルはたったの1分。学年が上がるごとに素早くなる鬼と疲れにより、3年生以上ではみんな捕まっていましたが、笑顔で楽しむ姿が印象的でした。

 次に、なかよし班のメンバーが心を込めて綴ったメッセージを金メダルにしてプレゼントしてもらい、うれしそうに読んでいました。

 6年生も「自分たちを忘れないで」という思いで企画した、6年生全員に関する○×クイズを行い、大変盛り上がりました。6年生との思い出作り第二弾、「全校ドッチ」も企画しているようで、楽しみです。

 この会でも企画・運営をしっかりやり遂げた5年生や、それをバックアップした4年生、会場を素敵な飾りで盛り上げてくれた1~3年生の頑張りに、6年生も安心して淳美小を飛び立つことができるのではないでしょうか。19日の卒業式まで残りわずかとなりましたが、淳美小のよき伝統を後輩に引き継ぎながら、惜しみなく淳美小での生活を楽しんでほしいと思います。

来年度のチャレンジ目標を考えました!!

 

 2月29日(木)、今年度最後のJMP(淳美っ子未来プロジェクト)が行われ、来年度のチャレンジ目標について話し合いました。計画・放送委員会の提案で、前もって全校児童にアンケートをとり、案を絞って効率よく話し合っていきました。なかよし班で来年度の目標にふさわしいものを選び、全校児童を納得させられるように、しっかり理由を考えて発表しました。どの班からも、今年度の生活を振り返り、よりよい淳美小にするために何を頑張っていきたいかという思いの伝わる意見が出されました。

 各班から出た意見を絞っていく際の意見交換も、年度当初に比べて活発になり、高学年だけでなく、中学年、低学年の児童もたくさん発表していました。その横では、高学年が優しくフォローしてくれていました。

 会全体を運営する頼もしい5年生の姿も見られ、来年度に向けてさらに飛躍する淳美っ子に期待が高まる素敵な時間になりました。

 

 参観日&PTA常任委員会、全委員会開催

 

 2月14日(水)、今年度最後の参観日が行われました。

 1年生は、自分たちを見守ってくれた人への感謝の気持ちについて考え、ありがとうの気持ちをカードに書き込んでいました。

 2年生は、生活の中で感じた思いを表した詩の発表会をしました。友だちの詩に対して、聴いて見つけたよいところを発表することでお互いの長所も再確認していました。

 3・4年生は2分の1成人式でした。(別コンテンツ参照)

 5・6年生は、算数の学習で子ども同士の教え合いの様子が見られました。教えることで伸び、素直に教わることで伸びる子どもたちの姿は、複式学級ならではのよさだと思います。後半は体育館に移動し、自分たちで考えたダンスの発表も行いました。

 それぞれの学年で1年間の成長を見ていただくことができました。来年度、さらに成長する子どもたちを支えていきます。

 

 1年間のまとめといえばPTA活動も同様で、授業参観の前にPTA常任委員会、授業終了後にPTA全委員会が行われました。各委員がそれぞれの立場から活動を振り返りました。いただいたご提言は次年度の活動に生かしていきたいと思います。委員の皆様には、学校教育全般に多大なるご支援、ご協力をいただきました。1年間、誠にありがとうございました。

2分の1成人式

 

 2月14日(水)、最後の参観日に合わせて、3・4年生が2分の1成人式を行いました。

 2分の1成人式は、子どもたちがこれまでの学びと経験を振り返り、将来に向けて新たな一歩を踏み出す機会になるとともに、これまで成長を支えてもらった家族について考え、改めて感謝の気持ちを実感できる行事です。

 例年4年生だけで実施していましたが、今年度は、共に総合的な学習をしている3年生が日頃頑張っている4年生のよいところをメダルにしてプレゼントするなど、会の運営を担う形で参加しました。

 4年生は、「得意なこと発表」を通して自分の成長ぶりを披露した後、お父さんお母さんへの手紙を声に出して読み、これまでの感謝の気持ちやこれからの決意を伝えることができました。後日、将来の夢についても考え始めています。大人への階段を着実に一歩踏み出した、意義深い会になりました。

生活科ニンジン収穫

 

 2月13日(火)、1・2年生が生活科の学習で植えたニンジンを収穫しました。

「掘っても、掘ってもニンジンが出てくる。」

「土の中から、ニンジンが湧いてきているみたい。」

そんな子どもたちの言葉通り、想像以上にたくさんのニンジンを収穫することができました。その中でも大きめのニンジン6㎏、146本を大田共同調理場に提供し、給食に使っていただくことになりました。

 15日(木)の給食のポークカレーに子どもたちのニンジンは実際に使われ、美東町内の全小・中学校のお昼の放送で「淳美小の1・2年生が作ったニンジンです。」と紹介されました。アナウンスを聞いた子どもたちは、満足そうにニンマリし、ガッツポーズ。いつもおいしい給食が、この日は一段とおいしく感じられたようでした。

全校朝会&もち米レシピ表彰式

 

 2月13日(火)、全校朝会が行われました。今回は3名の児童が堂々と発表を行い、1年間の成長を感じさせるものでした。

 引き続いて、2学期の田植え体験発表の際に募集のあった「もち米レシピコンテスト」の結果発表と表彰式も行われました。地域学校協働活動推進会議の堀田会長を中心に、JA美東支所および女性部にもお力添えをいただき、入賞者への豪華賞品が準備されました。特に、支所長賞の賞品「秋吉台高原牛」が紹介されると、子どもたちから思わず歓声が上がっていました。参加者全員にもリンゴジュースが渡され、改めて地域の方々に支えられながら子どもたちは成長しているのだと感じました。

生活科陶芸体験

 

 2月9日(金)、地域の素材を使って創作活動をされている陶芸家の時松様と奥様を講師にお招きし、1・2年生が生活科で陶芸体験を行いました。

 子どもたちは、講師の先生の穏やかで温かい雰囲気に包まれ、手に触れる土の感触を楽しみながら、伸び伸びと夢中になって作品作りに取り組んでいました。優しく寄り添いながら教えていただいたおかげで、思い描いたイメージを形にすることができ、満足げな様子が見られました。

 新鮮で楽しい陶芸体験をきっかけに、講師の先生への質問がどんどん出てきて、将来の夢や希望が膨らんでいる様子も感じられました。将来のキャリア教育にもつながる貴重な体験活動となりました。

 

給食感謝週間

 

 1月24日~30日の全国学校給食週間に合わせ、淳美小でも学校給食への理解を深め、給食に携わっておられる多くの方への感謝の気持ちや食べ物を大事にする心を育てることを目的に、給食感謝週間の取組を実施しました。

 1月9日~1月26日の期間中、日頃の給食一口メモに加えて学校給食の歴史に関する内容を放送委員会の児童が放送しました。また、子どもたちに人気のニジマスのから揚げやスパゲティ、蒸しパンや揚げパンができるまでの動画を視聴しました。

 2月8日(木)には、美東中栄養教諭の先生から給食に関するクイズをだしていただき、楽しみながら給食への理解を深めるとともに、みんなで調理員さん、配送員さん、栄養教諭の先生に宛てたメッセージを渡して日頃の感謝の気持ちを伝えました。

 給食に関わるたくさんのことを学び、おいしく給食を食べることができる幸せを実感できた給食週間になりました。

仮入学がありました!!

 

 2月2日(金)、来年度淳美小に入学する児童、保護者の方にお越しいただき、仮入学を行いました。

 この日のために5年生が「仮入学プロジェクト」を立ち上げ、「新一年生を迎えるため、仮入学を思い出に残る形にしよう!!」と意気込んで、企画を考え準備を進めてきました。

 まずは自己紹介ならぬ他者紹介を行って打ち解けました。学校探検では、「新一年生に学校生活の様子を体験してもらいたい」「勉強って楽しい!と思ってもらいたい」という願いから、「音楽室で楽器をならそう体験」、「図書室で本を探そう体験」、「多目的教室でクイズ大会」を行いました。そして、心を込めて作ったプレゼントを渡し、一緒に交通教室に参加しました。

 新一年生に接する5年生の子どもたちの表情から、最高学年になることを意識した様子がうかがえ、大変頼もしく思うと同時に、今年1年の成長を感じて嬉しくなりました。

なわとび参観日&学級懇談会

 

 1月18日(木)、なわとび参観日(校内なわとび大会)が行われました。昨年度は上学年と下学年に分かれての実施でしたが、今年度は全校児童が一堂に会して行われました。

 6年生の号令による淳美体操で体をほぐしたら、まずは「持久とび」です。経過時間によりスクリーンの色が変わっていくのをモチベーションにして7人が跳び切り、見事に金色を獲得しました。

 続く「チャレンジとび」ではそれぞれ自己記録の更新に挑戦し、最後はなかよし班ごとの「長縄とび」です。12月から始めた練習により、1年生も縄を怖がることなく跳べるようになりました。上級生が背中を押してタイミングをとったり、縄を回す速さを変えたり、様々な工夫をして取り組む姿はとても頼もしく感じられます。失敗を責めることなくみんなで頑張っているようすを見ていた保護者のシャッターを押す指は、忙しく動き続けていました。なわとび大会で身に付けた力、培ったチームワークを、これからの学校生活に生かしてほしいと思います。

5・6年生環境教育

 

 1月16日(火)、環境教育の一環として、樹木医の戸坂先生を講師にお招きし、5・6年生がお話を聞きました。

 戸坂先生は、淳美小のシンボルツリーであるくすのきが枯れかけたとき、樹木医としてくすのき再生プロジェクトを支援してくださった方です。先生は、まずご自身が大病から奇跡的に助かったことを話されました。子どもたちは、限りある命の尊さや生命の神秘に触れるとともに、笑顔で穏やかに話される先生のお人柄に魅了されていました。そしてくすのき再生プロジェクトの経緯や、それに携わった方々の思いを知り、先生の「これからくすのきに何かあったら、みなさんが守ってくださいね」という呼びかけに、真剣にうなずいていました。

 また、樹木医の仕事や木を守るということがどれだけ大切で大変ことか、毎日を楽しく元気に過ごすコツなども教ええていただきました。

 お話を聞いた後、子どもたちから感想や質問がたくさん寄せられ、先生の思いが伝わったことがよく分かりました。そして、木も人も同じように限りある命を生きていて、みんな同じように大切にしなければならないことを実感したようでした。この思いをこれからも大切にしてほしいと思います。

3学期スタート!!

 

 2024年が幕を開け、3学期がスタートしました。

 始業式では、最初に石川県で起きた大規模な地震で亡くなられた方が安らかな眠りにつかれること、被災された方が一日も早く日常を取り戻されることを祈りました。そして、当たり前の日常を迎えられることが、どんなに幸せなことかを話しました。美祢市でも昨年6月末の豪雨で災害が起こり、その際災害ボランティアとして身近な方々が活躍されました。今回私たちが直接できることはあまりないかもしれませんが、日々の生活に感謝しながら、できることを考えていけたらと思います。

 さて、3学期は令和5年度を締めくくる大切な学期になります。少しがんばったらできる目標を掲げ、それを達成することを繰り返しながら、なりたい自分の姿に向かって進化してほしいと思います。新年の誓いを大切にしながら頑張っていきましょう。